管理費改定の難しさ!?管理費値上げって可能なの?マンション管理士が語り尽くしてみた

昨今の電気代の高騰により管理費が赤字会計になり、管理費の値上げを検討している理事会も多いのではないでしょうか?
共用部分の照明を削ると防犯面の不安が出てくるので、先ずはLEDへの変更を優先するのがおススメです。
その他、管理人の人件費が上がり、マンション管理会社に支払う管理料の値上げの話を聞きます。
実際に私がサポートしているマンション2件で管理会社から値上げの要請がありました。
管理人の人件費に関しては、先ずは業務内容の見直しによる勤務時間の短縮を検討すべきです。
しかしながら、電気代と人件費の上昇は暫く続きそうですから、健全なマンション管理組合の運営のために管理費の値上げが必要なケースも多いと思います。
管理費の値上げは総会で3/4の賛成が必要になります。総会資料でいきなり管理費の値上げを議題としても中々3/4の賛成を得るのが難しいのが現実です。
おススメは総会前にアンケートを取り、管理費会計の実状とこれまでの対応策と経過を伝えた上で、値上げ賛否を問うと共に、区分所有者からの改善策を提案して貰うことです。
特に、改善策を募集することで理事会運営の難しさを少しでも理解して貰える可能性があります。また、反対する区分所有者を説得する際のヒントになる可能性もあります。
総会で3/4の賛成を得て管理費の改定を行うのは非常に重労働です。
そのため、管理費改定案は、少なくともこのまま電気代と人件費の値上げが5年程度続いても賄える値上げ幅とすべきです。
マンション管理が十分に行われなくなるとマンション自体の価値の低下も招き、希望する価格で売却するのが難しくなると共に、空室が目立つようになります。
「適正なマンション管理とは何か?そのために何が必要か!」
理事会が中心となってマンション管理会社と相談した上で、管理費の改定を総会に提案してみては如何でしょうか。