築古マンションの排煙設備の購入・設置費用の裏技がある!?

築40年を超えるマンションの排煙設備の重要性について
築古マンションでは、中廊下が直接外気に面していない場合があります。
そのようなマンションの住戸内で火災が発生すると廊下に煙が充満してしまい非難に支障をきたすことになります。
その対策として、このようなマンションでは廊下に排煙のための煙突を作り、屋上の排煙設備(換気扇のようなもの)で強制的に排煙する設備を導入します。
今回は築40年を超えるマンションに起きた排煙設備のお話です。
築40年のマンションで判明した不具合とは
なんと、このマンションのおこなった定期検査で、排煙設備機器の電源を入れた時に電源ケーブルから火花がでることがわかったのです。
そこで、管理組合は排煙設備を購入・設置を考えたのです。
ところが、この排煙設備は新築当時のもので古いものでした。
交換部品は既になく、新規に排煙設備を購入・設置すると少なくとも1千万円程度掛かると管理会社から説明がありました。。。。。
困り果てた管理組合がセカンドオピニオンとして相談したのは・・・
前回大規模修繕を依頼した業者でした。
セカンドオピニオンの業者が教えてくれたこと
この業者は親身になって建築基準法を調べてくれたのです。
すると平成12年5月31日付の建設省告示第千四百三十六号四の二に以下の条文があることを発見しました。
“煙が他の階に行かない造りであれば、排煙設備を設置する必要はない”
“建設省告示第千四百三十六号四の二“https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/pdf/201703/00006488.pdf
結果、現在各階の廊下に設置してある煙突に繋がる排煙口はブロック等で閉鎖して完全に各階を区画する事で、屋上にある排煙設備機器を撤去することにしました。
費用としては100万円程度になる予定です。
当初管理組合から説明を受けた新規に排煙設備を購入・設置した場合の費用が1千万円程度と考えると、かなりの差です。
今後、排煙設備の管理維持費が不要となりますので、長期的にも非常に効果的な解決策になりました。セカンドオピニオンの重要性を再認識したケースでした。